ちいさなしあわせさがし

日々のちいさなしあわせさがし♡そんな心をはぐくむために

9月3日という特別な日に・・・

まだ9月3日。
あと5分で0時になりますので、ブログアップした時はすでに4日になっているでしょう。
 
9月3日・・・という日は、わたしにとってとても大きな出来事があった日でした。
一年前の今日、過去ログにも書いてありますが、わたしは家の近くの川に転落して救急車で運ばれました。
地上から川底まで2mくらい。川の水は少ないので溺れることはありませんでしたが、
護岸工事をされているコンクリートの川底に、背面から落っこちて全身打撲。
 
それでも気丈に自分で立ちあがり、少し低くなっている壁面にジャンプして、自力で上がってきました。
家はすぐ近くなので、自分で歩いて帰り、汚れてしまったのでシャワーまでしたのです。
 
その後、めまいと吐き気があり、どうやら血圧が下がっていることを感じ、救急車を呼んでもらいました。
救急車の中でも、はじめはずいぶんとはっきり受け答えをしていたと思います。
 
けれど、だんだんチカラが入らなくなって、声も出せなくなり、そのままスーッと寝入りそうになって・・・
このままじゃマズイって、自分でも思っているのですが、意識がなくなって眠ってしまいそうになり、
隣で救急隊員の方が、眠らないようにと大声で語りかけているのがわかります。
ものすごく焦っているカンジ・・・。
 
朦朧としながらも、「まだ死ねない。死ぬわけにいかない。子供を置いていくわけにいかない。約束したから。
ぴい太と約束したばかりだ。今度は私が守るって」そう自分に言い聞かせて、遠のく意識を引き戻していたことをはっきりと覚えています。
 
 
ぴい太・・・この子のことも過去ログで書いていますが、
ぴい太は、この事故に遭った二日前にこの世を旅立った私の息子の長男猫です。18年間一緒に暮らしてくれました。息子にとってはお兄ちゃんであり、心の支えとしてずっとずっと存在してくれた子でした。
息子にとって、誰よりも愛する大事な存在です。イメージ 1
 
 
 
事故に遭ったことで、もともと体調が悪かった体がさらに悲鳴をあげ、
わたしが唯一得意と言えたことが、出来なくなってしまいました。
ダンスと歌です。それでも、一般の方から比べて、わたしの体は柔らかいようですが(整体師さん曰く)
ただ、骨や筋肉や線維があまりにも酷い状態になってしまっているらしく、動くと激しい痛みがやってきます。
 
自分のせいですので仕方ないのですが、自信を持っていられたことがなくなってしまったこと、
何よりも、大好きだったことが出来なくなってしまったことは、やっぱり悲しいです。
 
 
けれど、この世界にまだ存在していられることだけでも、
ありがたいと思っています。
                                                                                                                                                                                                  ぴい太です=^_^=
 
実は、この9月3日は、大切な人が亡くなった日なのです。
姉の旦那さんだった人で、私にとっては義兄という存在でした。
 
これも以前、書きましたね。。。
娘と二人でダイビングを楽しんでいた先で、亡くなってしまったのです。
口数の少ない義兄でしたが、子煩悩で、誰に対しても愛情の深い人だったと思います。
 
私が離婚したことで、当時3歳の息子にはパパという存在がいなくなってしまったのですが、
義兄は、私の息子を自分の息子と同じように可愛がり、面倒を見てくれていました。
 
心配をかけ、お世話になるだけなって、ご恩返しもしないままに、二度と会うことができなくなってしまいました。
 
 
私にとって、とても大事な存在の義兄、そして、ぴい太。
私はこの二人に、一年前、たしかに助けてもらいました。
 
川底に叩きつけられ大怪我、もしくは死に至るかもしれない状況の中、
川底から30cmあるかないかくらいのところに、まるでマットレスかクッションでも並んでいたかのように、
見えないベールが張り巡らされ、直に川底に叩きつけられるのを防いでくれたようだったのです。
 
 
たしかに、全身打撲で体はボロボロになってしまいましたが、
それでも、普通に生活をしています。
周りの人からは、私がそんな状態であることなんて、わからないと思います。
 
 
 
 
誰にも訪れる死  遺された者にとっては、どのような亡くなり方であっても、
悲しいことに変わりはありません。
 
 
死ぬまでは、生きることを続ける・・・
当たり前ですが、
だからこそ、今生きている時間を 精一杯に生きて、
この世に遺った者たちに、
「悔いなく生きたから、いい人生だったよね~」と、
笑って見送ってもらえるような人になっていたいと思うのです・・・。