ちいさなしあわせさがし

日々のちいさなしあわせさがし♡そんな心をはぐくむために

秋日和のたいせつな時間

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ご存じの方も多いと思いますが、3.11以降、私たちは被災地被災者支援活動を行っていて、
夫も私も、ほとんど自分の時間というものを作ることができません。私はまだしも、夫はまったく休みなし状態で動いています。
 
ボランティアですので、もちろん報酬はなく、一体どうやって生活していくんだろ~?と、頭を抱えつつも、
とりあえず、夫は本職の音楽の仕事が入ることもあり、暮らしはどうにかこうにか・・・。
どうにかなるさ!で生きていくタイプの人間なのでしょう。
 
 
そんなわたし達ですが、それでもちょっと時間が空いた時には、
なるべく、しあわせ と思える時間を作るようにしています。
 
 
今日は、夫は仙台でライヴのためのリハが夜にあり、
昼頃から曲作りのために山荘にこもって、その後、出かけるという予定。
わたしの方は、2件ほど重たい内容のカウンセリング・メールが入っていたのですが、
その用件も、意外と早くに済ませることができました。
 
昼までの数時間、お互いの時間を合わせて空けることができたので、
近くの温泉へ(車で5分もかからないところにある臥龍温泉という源泉かけながしの温泉です)
その帰りに、「すぎ」というお蕎麦屋さんに入り、早いお昼を済ませ、自宅へGO.
 
自宅に着いたら、山荘へ向かう予定だったのですが、まだ時間があったようで、
そのまま家の前を素通りして、一本道を上って走りました。
 
500mも行くと、人家はなくなり、道もアスファルトから砂利道に変わります。
山道そのものです。
 
右手には沢が流れ、せせらぎの音が聞こえてきます。
 
はらはらと舞い落ちる葉っぱが、時折、風に吹かれ吹雪のように降ってきます。
山は遠くから見ると、赤や黄色や茶色のグラデーションが美しく、
秋の山だ~!と感動していたのですが、山の中に踏み入ってみると、
そこはもう冬の準備中。
辺りは、秋から冬へと向かう景色へと変わりはじめていました。
 
家からほんの数分、車で上がったところです。
歩いても10分なんてかからない場所。
 
それでも、家の周りとはちょっと違う秋景色。
 
帰り道、車のちょっと前を急ぎ足で渡る小さな影が見えました。
 
リスでした。
 
それはそれは、かわいらしいリスさん。
今のうちに冬籠りの木の実を集めているのでしょう
 
ほんとちょっとの時間でしたが、夫と二人の時間を堪能してきました。
 
ここまでいろいろあって、ぶつかることも多かったけれど、
大事にしたいことが何だったのかを問い直した月日は、
自分にとってとても大切な時間だったと思います。
 
これからのしあわせな人生を、今日も明日も紡ぎ続けていこうと心に定めて・・・