ちいさなしあわせさがし

日々のちいさなしあわせさがし♡そんな心をはぐくむために

支援活動in石巻市波渡

昨日は石巻市渡波地区へマッサージ及びお話し聞き隊として36名にて向かいました。
本田光太郎さんという個人の方がボランティア・バスというものを企画され、
そのボラ・バスに同乗しての参加でした。
本田さんは、『山形ボランティア隊』という名称にて活動されていますが、
実は隊員はいないので、その日その日に、全国から集まったボランティアさんが隊員になります。
 
震災1週間後から、被災地に入り現地の方々の声を聞き、物資を届けたりなさっていたそうで、
まだ28歳と若いのに、とても精力的に活動なさっています。
 
私たちは、被災者の方への言葉かけや自身の心の持ち方や、
マッサージの仕方などバスの中でもカンタンなレクチャーをお願いされ、
お話を伺う時のこちらの在りようやボランティアをされる際の注意点など、
ちょっとした講義をさせていただきました。
 
 
渡波地区は、1週間前からようやくガレキ撤去が行われ始めた場所のため、
2か月経った現在でもまだ、震災の爪痕がはっきりと残っているような地域です。
私がこの地区に入ったのは、震災から2週間後位でしたので、
その頃から比べれば、ずいぶんと片付いたような印象でしたが、
はじめて被災地に入られた方は、その光景に唖然とされていました。
 
今回は、被災者の方に、
松島温泉『大観荘』へ温泉に入っていただくプランも盛り込まれていたので、
温泉行き希望者36名の方をお連れしホテルへ向かうボランティアグループと、
渡波の個人宅へ伺うボランティアグループとに分かれ、
お話しを伺ったりマッサージを行ったりをさせていただきました。
 
個人宅へ伺ったボランティアさん達は、
お家でお茶やコーヒー、おやつなどを出していただき、
申し訳ない気持ちと同時に、被災者の方々の温かさから、
学んだことがあったとのことをおっしゃっていました。
 
私はホテルに行くグループ。
ホテルにいらした方々は、レストランでおいしい物を召しあがり、
ゆっくりと温泉に浸かり、マッサージを受け、お土産を買ったりなどをされ、
日帰りの温泉旅行のように楽しまれていました。
非日常の時間をちょっとの間ですが堪能されたようです。
 
 
現地での活動時間はちょっと短めでしたが、
みなさんに大変喜ばれ、また来てください!と笑顔で送っていただきました。
 
 
まだ手探りな部分もある活動のように感じますが、
このボランティア・バスを企画された本田さんの行動力と志に深く感銘。
そして、今回このボラ・バスに参加された方々の篤い思いを感じ、
とっても嬉しく思いました。
 
やれることは、まだまだある。。。
みんなでチカラを合わせていけば・・・ね!