春を見つめて
雪が多かった今年。
曇り空続きの日本海側の冬は、
しばれるという方言に表わされていると思った。
寒い、冷たい、厳しい・・・そんな言葉では表せられないくらいに、
きつい季節を何度も越えてきた人々がいる。
そんな冬空が続くからこそ、春の訪れを感じる日差しが
どれほどにありがたく感じられることだろう。
ここ数日、山形市内では、おひさまが顔を出し、青空が美しい。
昨夜の夜空には、満点の星が輝いた。
気温は氷点下のままだけれど、それでもどんよりとした厚い雲が
空を覆っていないことが、心を晴れやかにしている気がする。
お外へお出かけするにゃんこ達の探索時間も延びているようだ。
さっき、外に出たら、お散歩中のちびにゃんが、どこからともなく声をあげ、
私の足元へとやってきて、すりすり。。。
おまえもおひさまが嬉しいんだね=^_^=
『そうだよ!!』と言わんばかりに、
すぐそばに停めてあったジープのタイヤで爪とぎをした途端、
タイヤの上に乗っかった。
ついこの前まで、そんな余裕なんてないくらいに、
『足が冷たい~~』と、急ぎ足で玄関へ一目散だったのにね
ちびにゃんは、伸びをしたり、ころころしたりして、
落っこちそうになりながらも、タイヤの上を楽しんでいました。
なにもない青空を眺めながら・・・
ちびにゃんは、春を見つめていたのかな