反対は負のエネルギーという、不思議ちゃんブログへの問い合わせが多いので書いてみた。
安保反対や原発反対運動には反対、
なぜなら反対という意識は負のエネルギーだから〜私は平和主義〜という賛成派ではないけれど反対もしないという、まるで高見の見物的な意見の不思議ブログがかなり出回っていて、
一昨日、昨日あたりは、いろんな人から質問や相談の連絡をもらいました。
実は、この手の質問を、以前からかなり受けています。
反対表明は負のエネルギーでも、ネガティヴでも何でもありません。
これだけの人が意識を向け、自らの意思で行動を起こし、
全国各地で反対の声を挙げている行為は、平和を願っているからこそであり、
ポジティブな意識から生まれてきた行動だと私は思います。
(もちろん、どんな動きにも問題というものはついて回りますけれど、、、)
ここは三次元の世界です。
私たちは人間としてここに存在しているのです。
平和主義はもちろん、
金星から来ててもいいし、
宇宙と交信しててもいいけれど、
現実を見据える力と、
現実に対して向き合う力がなければ、
何も変わらない。
何も生まれてこないでしょう。
もし本当にこの世を平和に導きたいのだとしたら、
苦しみの現場に足をつけなければなりません。
世界に苦しみがある以上、
自分だけ気持ち良い世界に浸っているのでは、
あまねくすべての存在が安らかになることはありません。
マザーテレサも、
ガンジーも、
ネルソンマンデラも、
現場の中にあり、
世の中の痛みや苦しみを肌で感じ、
世の中の不条理を嘆いていたからこそ、
平和主義を貫いたのでしょう。
このような行いを菩薩行というのですよ。
菩薩は、自分達は幸せな世界にいて、高見の見物をしている存在ではありませんから。
綺麗事の世界から、高見の見物的に神理を説かれても、真の心には響かない。
祈りだけでは、この三次元の世界は変わらないです。
この世は苦界です。
だからこそ、人は、助け合い、支え合い、補い合いながら、生きていくことが必要なのではないですか?
自利と利他という両輪を持ち、共に歩み進めることが大切なのだと、私は思います。