ちいさなしあわせさがし

日々のちいさなしあわせさがし♡そんな心をはぐくむために

こころの置きどころ

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一番近くにいる人から、
一番理解し合いたい人から、
一番痛い言葉を掛けられた。
まるで過去のすべてを否定されたかのような気持ちになった。

心が清らかになり、未来へ向けて高まっている時に、
なぜかいつも、同じ人からどん底へ突き落される。


いろんな思いが浮かび上がる
心の声はいろいろなことをつぶやいていく。

あちらに飛んだり、こちらに飛んだり、
ようやく明るい未来へと心を遊ばせてみても、
また、言われた言葉を蘇らせてしまったり・・・
そうすると、また、その時の痛みが蘇り、
やっぱり、もうダメだと思ってみたりするのだ。


何度も同じループに陥って、
苦しみの轍から抜けられなくなる。

頭でぐるぐる考えてみても、
いい答えなんか生まれてはこない。

そんな時は、ひたすら歩く。
ただ歩く。
いろんなものが目に飛び込んでくる。
美しい花。
雨の雫。
きらきらと輝く緑の葉っぱ。
今まで気付かなかった素敵な家。

歩いているうちに、心の中にある様々な思いが、
ひとつひとつ整理されていく。


そう、人間だからこそ、思いが千々に乱れるのだ。
いろんな思いのシャボン玉が浮かび上がってくる中で、
苦しみのシャボン玉に引っかかりやすいのだ。

どの思いも、自分の心の中から生まれてくる。
それならば、どこに焦点を置けば、
自分がラクになっていくのかを知っておけばいい。

苦しみが生まれた時、
わたしたちは間違いなく、
その苦しみの轍にはまる。
だからこそ、平常の時に、
心をどこに置いておくと、自分がラクになるのか、
その場所を探しておくのだ。

軸がブレても、居場所がわからなくなっても、
その場を知っていたなら、
そこを目指して、気持ちを立て直すことができる。


自分が自分らしくいられる心の場所。
それは、自分自身を好きになれる目印。

自分自身を赦し、他を赦し、心の傷を癒す目印。
それはまるで北極星のように、心の回復の道しるべになる。


『こころの置きどころ』を知っておく。
座り心地のより場を知っておく。

悲しみや苦しみに陥り、
心がいつもとは違う場へ連れて行かれたら、
心の中の北極星に焦点をあて、そこを目指すの。

自分がラクになれる場に戻って来られたら、
すでに、相手を許せている自分になれているよ。