ありがとう・・・
秋 深く もの 思ふ
9月も今日で終わり。
今月は、あっと言う間に、時が過ぎた。
がんばってがんばって生きてくれたぴい太は、
9月1日、神さまの世界に還っていきました。
最期の日の朝、
「ボクが帰ってくるまで、まっててね。」の言葉を残し、
学校へ向かったsayu。
ぴい太にとっては、姿形は違っても、実の弟。
すでに、呼吸は苦しそうだったけれど、
sa-chanが学校へ行った後から、呼吸が乱れ、
いつ止まってもおかしくない状態に…。
それでも、喘ぎながら、呼吸を戻し立て直す。
ひたすらに、弟の帰りを待ち続け、頑張っている姿。
「無理しなくていいんだよ。眠っていいんだよ」と言っても、
絶対に目をつぶろうとしなかったのは、
眠ってしまったら、そのまま逝ってしまうことになるのが
わかっていたからなのかもね・・・。
さすがに、これ以上延ばすのは、辛すぎてかわいそうなので、
学校を早退させてしまった。
ペットの死で早退なんて…と先生は思ったかもしれないけど・・・
きみにとって、ぴい太は世界で一番大好きな、
ママよりも、ずっとずっとたいせつで、大好きなお兄ちゃんだもんね。
「ぴい太、ただいま。今日は、もう学校が終わったんだよ。」と
sa-chanが話しかけると、安心したような穏やかな目になっていたね。
それから、すぐに、呼吸ができない苦しみにもがきながら、
一度、まっすぐに立ちあがり、最期の瞬間は、
わたしだけに看取られて、息をひきとりました。
sa-chanが帰ってきてから、10分後のこと。
やっぱり、ずっと待ってたんだね。
もうすぐきみがいなくなってひと月経つんだね。
泣かない約束は、ママはやっぱり守れなかったね。
ママよりも少し早く時を生きていたぴい太。
猫の姿をしていたぴい太。
でもね、ママにとっては、きみは息子なんだよ。
いつまでたっても、ずっとずっと・・・
いつかかならずまた会おうね
ありがとう
愛しているよ