時代の風

明治維新が起こった　その時代

さまざまな地域において　

さまざまな人の心で

起き始めていた　心の変化

 

離れた地域に生まれ　育っていた人々の中に

生まれ始めた　ちいさな思いの種は

いつしか　世の風に乗り

やがて時代に大きな風を起こした

 

 

生まれ育った環境の違い

それをも越えて　繋がり始めた志

 

情報過多ともいえる現代とは

比べ物にならないほどの情報の中

 

同じ思いを抱く人々が　

いつしか一つところに集い合い

大きな大きな渦となる

 

 

 

時代に風が吹き渡るときに

流れた多くの犠牲の涙

 

 

それでも　風は吹き抜ける

熱き思いを抱き　同じ時代に生まれた

意志を貫かんとする　人々を乗せて

 

 

今の時代　この先にある未来に

汗と涙は　なかなかに乾かぬかもしれねども

 

血の流れることだけは起こらぬように

 

 

新しい時代への幕明けは

光の風の渡るよう・・・

 

祈りとともに　感謝とともに

時代の風を生みてあれ