ちいさなしあわせさがし

日々のちいさなしあわせさがし♡そんな心をはぐくむために

一歩踏み出すと動くんだよ。

昨日、山形県庁で行われている
山形県のボランティア災害支援本部の会合に、女性二人で参加してきた。
毎日行われているというこの会議。昨日は6時半かた約2時間。
 
県の方、社経の方、各団体の方、ボランティアコーディネーターの方、十数人。
 
会議の内容・・・?
山形内ボランティア登録者の人数。
登録してもらったけど、県内ではもうやってもらうことがないから、
待機ボランティアさんへの連絡はどうしたらいいか。
これ以上の受付はやめるべきか、その際にどうすればいいのか。
その通達をどこが行うのか。。。。
 
マニュアルばかりにこだわる行政。
新しく話が付け加えられると、またマニュアルを作ってきますんで・・・と。
なんで、マニュアルがないと動けないのか?
 
なんだこりゃ?!
今、こんなことしてる間にも、食べるものに困り、寒さに震え、必死でその生を繋いでいる人達がいるのに!?
 
 
会議の最後に、ボランティアコーディネーターさんから、
「この中で唯一、現場に出ている緑水の森さんから、現地の様子と情報をもらいましょう」とふられ
現地の様子をお話させてもらった。
ついつい「ここで話をしている場合じゃない。現地に入って、助かった命を救うことと、その場でできることを行うことが急務です。自衛隊の人が入っているから大丈夫じゃない。人はまったく足りないんです。」と
発言してしまったら、行政側の方の顔色が変わり、ちょっと真剣な顔つきになった。
 
山形じゃ、女が偉そうに発言すること自体、まれなこと。
こんなことを言う女、はじめて見たのかもしれない。
 
会議が終わり、一人の行政の方が、わたし達のところに挨拶にきてくださった。
個人的に、とても思いがある方なのだと感じた。
もしかしたら、この方なら冷静に物事を動かしてくださるかもしれない。
 
その後、あるボランティアコーディネーターさんが挨拶にきてくださり、
「こんなことしてる場合じゃない。本当は僕は現場に行きたい。今までずっと現場に出てきた人間なんです。
けれど、県のボランティア対策が決まらないから、この会に出なければいけない。」と
悲痛な思いを訴えていた。
 
 
「現場に出たくてもでられない理由は、行政と関わっているから。行政なんかと関わらない方が賢明よ~。」
帰り掛けに、山形のガールスカウト団体のところからいらしている女性3名が、
わたしたちの行動力を褒めてくださった。
 
・・・ただ、わたしたちの団体は、型破りな人間が集まっているだけなんだけど
 
 
山形に移住して2年弱。行政の動きの遅さは、十分知っていた。
他の動きに関しても、東京とはまったく比べ物にならないくらい遅いのだけど。。。
 
それが悪いとかいいとかじゃない。行政の方も精一杯考え、頑張っているのだろう。
 
でもね、優先順位をつけないと、大事なものがどんどんこぼれ落ちてゆくように思えてならない。
 
 
「すべての責任はオレがとる!」って言える指導力
間違いを起こしたら素直に頭を下げる勇気を持つ魅力あるリーダー的存在が必要なのだ。
 
誰かに任せればいいってわけじゃない。
自分ができることを具体的にやる。
出来ることがあるなら、自分から声をあげる。手をあげなきゃ!
 
何かできることがあれば・・・で待っていても始まらないよ。
動かしている人達、動いている人達は、
自分から動く人とじゃなきゃ手を組めない。手を組まないんだ。
 
なんだったらできるのか。
自分をよく見て。自分の周りをよく見て。
手をつなげる人がいるはずだよね。
 
そして、その輪を大きくしていけばいい。
できることからでいいから、一歩踏み出して。
 
自分はこれができます!って言える力と
あなたのこの力を貸してください!って言える力
両方備わってはじめて和が調う。
 
まだ眠っている人がいるなら、起こしてあげてね。