本日の予定とカウンセリングについて
被災者を受け入れている「受け入れ側」に
心のケアが必要となってきているという情報が入り、
本日の午後に南陽市に向かう予定です。
どのような理由で苦しみが生まれているのかがまだわからないので、
お伺いし、お話を伺ってくることが大事と考えています。
日常から切り離された時間は、誰にとってもストレスの連続。
特に、現代は核家族化が進んでいるし、地域とのコミュニケーションも昔のように密ではないため、
近くにいる他人との距離感がうまくつかめない傾向にあるようです。
プライバシーを尊重するあまり自分の空間を大事にしすぎる。
都市部の方がよりその傾向にあると思います。
自分の空間、プライバシーを大事にするわりには、
他人の動向が気になり、他人と自分を比較してしまう癖を持っている人が多い世の中。
自分の枠はそのままに自分を変えることなく、相手の心に土足で入り込み、
相手を変えようとする自分勝手な思いの傾向は、人間のエゴそのもののように感じられます。
震災により、今までの日常から切り離されて生きる人が、あまりにも多くなってしまっている現状。
どのような心持ちで受けとめると、その苦しみを越えることができるのか、
一緒に考え、一緒に越えていくために、これからもわたしたちができることを行っていきます。
震災を受けた被災者の方以外でも、心に傷を負った方が多く見受けられます。
それは決して恥ずかしいことではありません。
恐怖や不安感は大きく広がり、連鎖が早いものです。
一人で抱えて苦しんでしまうことのないように、どうぞ周りの方と心を繋いでいってください。
それでも解消されない状況になられている方は、どうぞご遠慮なくご相談ください。
カウンセリングは通常通りに受付いたしますので、
下記アドレスまで、お問い合わせください。
電話カウンセリング・メールカウンセリングもございます。
被災された方に関しまして、こちらから避難所や各団体の集まり等にお伺いする場合は、
ボランティアにて伺わせていただきます。
個人対面カウンセリングをご希望の場合は、大変申し訳ございませんが、
通常のカウンセリングとして受付させていただきますのでご了承ください。