ほんとはね・・・
ぼくだって、この家のこどもなんだよ。
ちゃんと紹介してほしいのに、
ママちゃんは、ぴいお兄ちゃんとちびにゃんのことばっかり・・・
・・・と思われているかどうか・・・
そんなことどこ吹く風のみゅう太くんです。
ここあけて~・・・
ちびにゃんの見張り台は、もともとはみゅう太の見張り台でした。
なんでもかんでも、みゅう太のものを奪っていくちびにゃん。
とにかくみゅう太のことが一番好きなちびにゃんは、
みゅう太の居場所もおもちゃも全部自分のものにしてしまいます。
「もう、いいも~ん」とばかりに、みゅう太はどこかへ雲隠れ。
ふと気付くといなくなっていて、
ちびにゃんはいつも「みゅうちゃ~ん」と鳴きながら探しにいきます。
今も、先にみゅう太はお家に帰ってきてしまいました。
さっきまで、二匹は一緒に見張り台にてひなたぼっこをしていたのです。
ちびにゃんは、呼んでも帰ってきません。
もしかすると「みゅうちゃ~ん」と呼んだ方が
飛んで帰ってくるかもしれないちびにゃんです。
みゅうちゃんは、ちょっとつれない・・・