水鏡

 

わが心　映しだしたる　水鏡　　

　　　　　　　　　　　　　　　染まる時世をも　清め渡るる

 

 

水は安定した波動の代名詞でもありますが、安定しているからこそ、
様々な現象を反映することのできるものとして扱われてきています。
水鏡のように占いの道具として使われるのは、他の波動の影響を受けにくいからです。

 

 

さて、上の写真、みなさまもご存じのことと思います。

明治神宮の清正の井です。

一時期、どなたかのブログで有名となり、たくさんの行列ができたという湧水池。

 

 

わたしはもうずっと以前から、この水場を使わせていただき、

神事をさせていただいてまいりましたが、

4年くらい前までは、ほとんどと言っていいくらい人の訪れない、静謐で美しい場所でした。

 

この写真は、7月16日に東京に帰った時に伺った際、

写させていただいた写真です。

 

 

物々しく警備員さんがこの水場に立ち、20人くらいの人達が並んでいました。

一時期に比べると、人数は減ったみたいですが、

それでも、誰も来なかったあの頃とは打って変わった場になっていました。

 

空間としての波動は以前より雑然とし、いろんなものが入り混じり、

静謐で美しいとは到底言えない場に変わってしまっていましたが、

聖水に触れさせていただきましたら、水の気はほとんど変わりなく、

その美しさのままにありました。

 

 

いろんな人が来て写真を撮られ、水に手を浸け、

個人的な願いをしていく場へと変貌したにも関わらず・・・

でもね、ホントはちょっと神さまも哀しいお気持ちを抱いておられました。。。

 

 

それでも、許し続け、流し続けしてくださるその慈しみ深い愛に、

改めて、感動と感謝の思いを抱き、戻ってまいりました。

 

 

水は命の源です。

自然は生命の根源です。

 

エゴという自我によって、壊してしまうことのないように、

生かされていることのありがたさを忘れずに生きていきたいものですね

 

 

 

こちらは明治神宮の鳥居さんです。

 

神社内など神域・聖域において写真を撮影される際は、

かならず、その場におわします神さま方にお願いし、ご許可をいただくようになさってくださいね。

許可されたかどうかわからない方も多いと思いますが、

まずは、「撮らせてください」のお願いの言葉をかけていただくだけでも違います。