聞こえる声 不可視の世界

 

 

わたしには　耳に聞こえぬ　声が聞こえる

わたしには　この目に見えぬ世界が見える

 

当たり前のこの日常は　ほかの人となにか違うのか

いつから人はこの世界を　見えぬものとして扱うようになったのだろう

 

光は常にそこここにあり　精霊も神霊も美しき旋律を奏で合う

この耳に届く光の響銘は　日輪のごとくに　この世を照らす

 

そんな光をいつから人は　気付かぬままに通り過ぎてしまったのだろう

 

今　ここに　そのままにある　その世界の響きを

なぜ受けとめることのないままに　世界は進んできたのだろう

 

 

見えぬ恐怖は科学のチカラで　人の叡智ともてはやされて

恐怖が現実になれば　人の驕りと蔑まれていく

 

そんなあやふやな見えぬものには　心振り回されてきたのに

なぜ　真実の光の世界は　そのままに置き去りにされて

今日のこの日も置かれたままに　風とともに消えてゆくのか

 

 

心を開けば感じる世界　美しき光の流れはつねにここに

心を開けば見ゆる世界　まばゆき光はつねに人々を包んである

 

 

生きる間も死んだ後も　光はつねにそこにかしこに瞬いているからこそ

わたしが心を拓くなら　かならずそこに迎え入れる光が待っている

 

それだけを知っていてほしい　誰も漏れることはない

間違いも正しいもない　誰もが許されてある　光に包まれてある

 

ただそれだけを知って　自分に宿る神の光に照らされてあれ

 

受容　浄化　回帰　再生　

すべては環となり　和となりて　光に還るものたち