ちいさなしあわせさがし

日々のちいさなしあわせさがし♡そんな心をはぐくむために

思いつれづれ

先に平清水六根浄さんの記事をアップいたしましたが、
数日間空いていたブログくんです。
 
いろんなことがあり過ぎて、なにをどう書いてよいのかわからず・・・。
先週末の織田哲郎さんのTs Party でのライヴは、
織田哲郎さん・古村敏比古さん・大谷哲範さん 三人揃っての演奏で
なんとも感慨深いものでした。
昔からのファンの方はご存じでしょう・・・『WILD LIFE』・・・
この三人が集うなんて、ファンの私としては涙もののライヴでした。
 
織田さんと大谷の二人でのフリートークは、一緒に行った被災地の話がメイン。
二人きりで被災地を廻った数日間は、男の友情に新たな火を点したような気がしました 
演奏を聴いていて、なんか二人の距離が近くなったようなカンジがしたのです。
うん、なんかとってもしあわせな気持ち
打ち上げ後、織田さんの作業場に置いてあった支援物資の長靴を積み込み、いざ山形へ。
 
もう少し、東京での時間を作りたかったなあ~~~と思いながら、
翌朝の息子の学校に間に合わせるために、車を走らせ・・・
 
車には、放射線量器を積んでいるので、いろんな所で放射線量チェック。
東北道を走るとやっぱり福島県は高い。
東京では0.1マイクロシーベルト毎時だったのだけど、
福島に近づくにつれ、0.1づつ線量が上がる。
高い場所は0.7マイクロシーベルト毎時。
この数値は、密閉車内の線量。外の値はどれくらいになるのだろう。
 
不思議なことに、喉のあたりがきゅっと締まったカンジになり、頭が重たいと感じたところが何か所かあって、
そこで線量を計ると、他の地域より高かったのに驚きました。
なんだろう・・・体って正直だなあ~などと感心したりして・・・。
偶然だと言われればそれまでだけど、そんなに何度も同じことが起こると、なにかに反応してるんだろう。
谷間とかで気圧が変わっているからかもしれない。
放射能の吹き溜まりの谷なんて、なんだか哀しい・・・。
 
 
・・・で、
車で一夜を過ごした息子は、疲れた素振りもみせず、学校へと向かいました。エライぞ!!
 
わたし達は、午前中ひと休みをして午後一の県庁での打ち合わせに参加。
大谷代表は、途中抜けして他の打ち合わせへ。
その翌日5月31日は、入れ違いで東京から山形に入っていた緑水の森のメンバーと代表とともに、
塩釜へ向かい、カウンセリング。
 
カウンセリングが終わった後、松島を通り、東松島、野蒜地区などへ・・・
 
廃墟となった住宅街の両側に広がる海。
「あそこは海じゃないよ。もともとは畑や田んぼです。」と言われて唖然とした。
海だよ・・・それも壊れた家のある地面よりも水面が高く見える。
 
新しかったであろう、けれどもすべての窓ガラスが割れたお宅の
白い桟の出窓にかわいらしい苺のカーテンがひらめいていた。
 
玄関先の木の間に挟まっているのは泥にまみれた三輪車。
庭の植栽であったのだろう上部が折れた木の株の上に、
かわいい犬のぬいぐるみが置かれていた。
そんなに汚れたカンジのしないぬいぐるみ。
誰かが置いたのだろう。流れ着いたとは思えない。
何かの目印なのか、それとも、ちいさなお嬢ちゃんへの手向け。。。
会ったことのないご家族のしあわせだった時間を思った。
 
どうぞ、みんなが無事で揃っていますように・・・。
 
 
わたしはどうしても、選択権のないこども達や
同じ尊い命であるにも関わらず、対応を先延ばしにされてしまう動物達のことが気にかかって仕方ない。
 
人間のエゴで見殺しにされてしまう動物達。
放射能という負の遺産を押しつけられて未来を生きるこども達。
その存在がこれからをしあわせに生きるために、何ができるだろう・・・。
未来に希望を持って生きることのできる世界へと変えていくために、
わたし達大人は何をすべきなのだろう・・・。
真剣に考える。
 
一人のチカラは小さい。実際、支援活動をしていても、なにが出来るかなんてわかっていない。
けれど、一人ひとりの思いが繋がって、一人ひとりのチカラが積み重れば、大きな輪になる。
 
大きな輪になれば、出来ることが増えていくことだけは、
この支援活動で出逢ったご縁の中で実感している。
 
 
これからは、女性ならではの、母親ならではの活動をすることができればいいな・・・と思っている私です。
特別な資格や知識なんかなくても、女性であることや母親であることだけでも出来ることがあると思うから。
 
女性のチカラ。慈母の愛。慈愛の光。慈悲の光明。
輝かせていきたいね